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失敗したときのこと

みなさまお久しぶりです。

この間新年を迎えたと思ったらもう二月下旬!?とびっくりしている、撮影部平本です。


先日、撮影に参加させていただいた番組が放送されました。番組終盤、エンドロールのクレジットに自分の名前を見つけ思わず泣いてしまいました。もちろんこれまで他の番組でも名前を載せていただいたことはあり何度見ても嬉しいものですが、この日の感動はひとしおでした。


過去に同番組で大失敗してしまったことがずっと引っかかっていたからです。


入社二年目の夏、ずっと憧れていたその番組の撮影に参加するチャンスをいただきました。やってみるかと尋ねられ二つ返事で「やりたいです!」と答えていました。もちろん気合い充分で臨みましたが、勉強も経験も実力も足りていなかった私は取り返しのつかない大きな失敗をしてしまいます。失敗に気付いたときの全身から血の気の引く感覚は今でも忘れられません。


その後は関係各所に謝罪、自分のしたことで多くの方々の手を煩わせてしまったことを目の当たりにし、事の重大さを身をもって知りました。


自分にとって救いだったのはインフの先輩が誰ひとり私の失敗自体を責めることがなかったことです。「これからも絶対失敗することはある。大事なのはその後のリカバリーとなぜそなったのか熟考して今後に活かすこと。」ある先輩にこう声をかけてもらいました。現在も大なり小なり日々いろんな失敗をしていますが、そのときはこの言葉を思い出し失敗に引っ張られないこと、同じ失敗を二度としないようにすることを意識しています。


あのときの失敗の原因、自身に一番足りていなかったのは「コミュニケーション」だと考えています。考え想定してそれを言語化して制作陣や必要ならば被写体にも伝える。不安や自分の中の引っ掛かりを伝え話し合っておくことで失敗を防げたり、失敗が失敗でなくなることもあります。当たり前のことなのですが、現場のスピード感に負けて今でもつい怠ってしまうことがあります…。のでコミュニケーションは私の中で永遠の課題です!


多大なご迷惑をおかけした方々がいるので美談にする気はないですが、あの大失敗を忘れないようにかつ失敗を恐れずこれからも真摯に撮影に取り組めたらと思っています。


完全なるわたくしごと、少々暗いブログになってしまいましたが最後まで目を通していただきありがとうございます!!!




平本亜希



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